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三野新主宰「ニカサン」よる演劇作品「偶数と奇数」の衣装を担当。白いオーバーサイズのスポーツウエアに役者の身体のシルエット部分が硬化するよう加工を施した。

Sept 15 - 18, 2017
Waseda Dramakan

Credit

Playwright/Director/Photographer|Arata Mino
Cast|Minami Oba, Shun Sato, Gen Yoshizumi
Dramaturge|Kenta Yamazaki
Costume|PUGMENT
Lighting|Ryoya Fudetani
Lighting Operation|Takuya Numano
Graphic Design|Shun Ishizuka
Stage manager|Natsumi Kuriyama
Production Assistant|Yuki Nakay
Production|Kazuki Sugiura
Cooperation|Inunado, Nuthmique, G/P gallery, ECHOES CO.,LTD.
Sponsorship|Nikasan
Assistance|Arts Council Tokyo

概要
偶数と奇数 箱を開けると、人間はろくな目にあわないものだ。 見てはいけない、開けてはいけない、という禁忌をあえて侵す物語。彼・彼女らは禁忌を犯したことにより、さまざまな罰やみせしめを受ける。 文化人類学的に「見るなのタブー」と言われるこれらの物語の形式は、世界各地で示し合わせたように、同じような神話や民話の形式で継承されている。本作「偶数と奇数」では、箱を開けるまでのプロセスと、消えてしまうイメージを愉しむための作品と言える。だが、もちろん、それを愉しむことは、そのような意味だけではなく、演劇としての政治的な寓意を念頭に置いている。箱を開けるという身振りは、かような厄災を引き起こすだけでなく、わたしにとっては、イメージが感光して黒くなり、写真イメージを見ることができないことと同義として捉えられるものだ。つまり、撮影されたときのイメージが永遠に失われるのである。そのような風景が失われる瞬間が、箱を開ける行為の中に普遍的に存在するように作者には思われ、本作は制作された。
三野新

あらすじ
風景を撮影した「シューくん」は、箱の中にいる「まおちゃん」に会えると思っているが、なかなか会うことができない。お互いの声のみが聞こえる劇空間の中で、箱の中にもう1人「松の木」という存在がいることをシューくんは気づく。シューくんとまおちゃんは、松の木の存在によって、箱を開けてイメージを消してしまうことを了解する。だが、箱を開けてしまった先には、悲劇が待ち構えていた。
三野新

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ニカサン